踏み台の女神
「本当?!」


一瞬でさっきまでの不安も忘れ、私は思わずねこさんの方に身を乗り出した。


同時に、安永さんのおっとりとした優しい笑顔も思い出して。



「うん。

フミダイさんに会うついでに僕にも会いたいんだろうね」


「……え?」


「フミダイさんに会いたがってたよ」
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