踏み台の女神
「そんなんじゃないよ」


またしてもぶっきらぼうにそう言って、ねこさんから顔をそらした。


勿論、怒っているわけではない。


「そのわりには、安永さんの話題になってからおめめがキラキラだよ、フミダイさん」


「そんな事無いよ」


「そっかぁ……フミダイさんも女の子だもんねぇ」
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