イノセント・ラヴァー *もう一度、キミと*
「オレはミソラのおかげで今があるわけだけどさ。
ミソラがあんなに悲しむのなら……
今のオレにどれだけの価値があるのかって」
言葉を切って、悲しげに首を振る。
「それで、元に戻せないかって。
オレはどうなってもいいから、ミソラを悲しませたくなかったんだ。
ミソラがいいなら、それで……」
「……ちょっと、何言ってるの?」
「でも、いざとなったら、できなかった」
黒い目が、少し伏せられたまぶたに隠れた。
「今の自分が……
オレが消えてしまうのが怖くなって……
迷っているうちに――」
「……もう!」
あたしは思わず、拓海の肩を手のひらで叩いてた。
ミソラがあんなに悲しむのなら……
今のオレにどれだけの価値があるのかって」
言葉を切って、悲しげに首を振る。
「それで、元に戻せないかって。
オレはどうなってもいいから、ミソラを悲しませたくなかったんだ。
ミソラがいいなら、それで……」
「……ちょっと、何言ってるの?」
「でも、いざとなったら、できなかった」
黒い目が、少し伏せられたまぶたに隠れた。
「今の自分が……
オレが消えてしまうのが怖くなって……
迷っているうちに――」
「……もう!」
あたしは思わず、拓海の肩を手のひらで叩いてた。