イノセント・ラヴァー *もう一度、キミと*
「無茶しないでよ……。
ほんと、思いとどまってくれてよかった。
価値がないなんて……そんなわけないでしょ!
大丈夫、あたしは悲しくなんかないから。
……今、幸せだよ。最高に」
あたしの拓海は、あなたの中に生きてるんだから。
それでいい。
もう、泣かないから。
(それにしても……)
あのとき拓海があたしのリストバンドを奪っていたら。
拓海が障害を負ったまま大人になるどころか。
そもそもあたしが何もしないわけだから、圭輔さんとあたしも過去で知り合うこともなく、そもそも拓海も生まれない可能性だってあるんだから。
(怖い……)
思わず身震いした。
ほんと、思いとどまってくれてよかった。
価値がないなんて……そんなわけないでしょ!
大丈夫、あたしは悲しくなんかないから。
……今、幸せだよ。最高に」
あたしの拓海は、あなたの中に生きてるんだから。
それでいい。
もう、泣かないから。
(それにしても……)
あのとき拓海があたしのリストバンドを奪っていたら。
拓海が障害を負ったまま大人になるどころか。
そもそもあたしが何もしないわけだから、圭輔さんとあたしも過去で知り合うこともなく、そもそも拓海も生まれない可能性だってあるんだから。
(怖い……)
思わず身震いした。