イノセント・ラヴァー *もう一度、キミと*
「そうそう、ミソラ。
さっき彼氏から電話あったよ。
連絡しといてね」
おそらくものすごい形相で床を見つめていたであろうあたしに。
美咲姉ちゃんが笑顔で言った。
(――彼氏?)
彼氏ってだれだっけ?
こんなときにでも、あたしはついつい期待してた。
もしかして、もしかすると……
憧れのN先輩とか!?
「彼氏って、だれだっけ?」
あたしの声に、美咲姉ちゃんは陽気に笑った。
「だれって、そんなにたくさんいるの?
直之くんに決まってるでしょ」
さっき彼氏から電話あったよ。
連絡しといてね」
おそらくものすごい形相で床を見つめていたであろうあたしに。
美咲姉ちゃんが笑顔で言った。
(――彼氏?)
彼氏ってだれだっけ?
こんなときにでも、あたしはついつい期待してた。
もしかして、もしかすると……
憧れのN先輩とか!?
「彼氏って、だれだっけ?」
あたしの声に、美咲姉ちゃんは陽気に笑った。
「だれって、そんなにたくさんいるの?
直之くんに決まってるでしょ」