甘々な彼に気にいられました。

もう、絶対お兄ちゃんのせいだ~。

「なんだ。そんなバカでかい声がでるんじゃないか。」

「そ、それはおにっ・・せ、先生が声が小さいっていうから~。」

「なんだ?先生のせいにするのか?そんなわる~い子にはクラス委員の仕事をしてもらおうかなぁ?」

クラス委員!?
冗談じゃないわよ!!
第一私、みんなをひっぱる力ないし・・・。

「みんな、反対意見はないよな?」

「ありません。」

と、クラスのみんなが一斉に言う。

「って言うことで、女子のクラス委員は決定~。」

えっ?
今、女子のクラス委員は決定って言わなかった!?
って言うことは、男女1名ずつってこと?

それなら、瑠衣くんがいいな~。・・ってなにいってるの私!!
それじゃあまるで私が瑠衣くんのこと好きって思ってるみたいじゃない///!

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