遊びじゃない

時間をかけて吸われ、舐められ、甘噛みされた唇は、今や続きを誘うように解されていて。

私の体から少し力が抜けたことを感じたことで、やっと麻生さんの唇が離される。

「その顔、そそるね。目だけ精一杯抵抗して…体はこんななのに。」

キスの間に緩く開かれた両膝の隙間に麻生さんの指先が滑りこみ、辛うじて薄い布で覆われた中心を簡単に探り当てる。

もう、ほんとに腹立たしいったらない、この身体。これじゃあ麻生さんに遊びなんだって思われてもしょうがないじゃない。

「っ、最初からっ、スルだけのつもりだったんですか。」

ソファの背と麻生さんに挟まれた状態で、巧みに動き回る麻生さんの指先を邪魔したくて反撃したけれど。

「心外だな。まおちゃんもそうだっただろう?」

心外だというわりに、全く気分を害してない様子で止まらない指先。
押し返そうとする私の両手首を片手で纏め上げ、首筋に生暖かい舌を這わせながら着々とコトを進めていく。

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