遊びじゃない
「終わったことをグダグダ言ってても仕方ないじゃない。振られた理由なんてわかったところでもう30年も今の麻央で生きてきてるんだから直しようがないでしょ。そのままのあんたを受け入れて愛してくれる人を見つけるしかないのよ。」
不器用ながらも励ましてくれているだろう美織の手を両手で握り、嬉しくって顔だけじゃなくて財布も緩む。
「よっし、ランチ奢っちゃう。」
「いいわよ、私が出すわよ。それより、性別女の子らしいから…ランチ奢るんだし、お祝いはバーバリーのベビードレスよろしくね。」
……何倍?ランチくらい私に奢らせてよ。