遊びじゃない
返り討ちにあうだけなので、心の中でそっと反論しながらも細心の注意を払いながらベビーベッドに 結愛ちゃんを寝かせて。
ふぅ~緊張した。
腕が変な震えですごくダルイ。
抱いたままじゃちょっと冷静に話せそうにない。
「ん~、まぁ…中野と飲みに行ったりしてたから。」
「ナカノ?」
「同期のさ。中野雄大。」
視線を携帯から私に向けた美織は意外そうに目を見開いている。
だよね…社内で話はするけど、二人で飲みに行くなんてこと想像つかないよね。
「あ、でも全然そんなんじゃないよ?だってタイプが全然違うでしょ。いい奴だけどさ、仕事も出来ない草食系のおじさんだもん。」
この間のことは……なんとなく口に出せない。
だって美織にしたら、ゆうと二人で飲みに行くこと自体びっくりものなんだもん。まさかこんな頻繁に会って、おまけに家にまで入れてるなんて…なに言われるか…。