遊びじゃない

「音沙汰無いと思ったらそんなことになってたわけね。そりゃあいきなり母乳出てきたらびっくりするわ。」

いやいや、だからそこ笑うとこじゃないからね。口の中のもの吹き出しそうになるくらい笑わないでよ。

「で?どうだったの?」

「え?」

興味津々といった感じで身を乗り出す美織の質問の意味がすぐにはわからない。

「だから、中野よ。家に泊まったんでしょ?」

細かいことをいちいち話してはないけれど、泊まったっていえばゆうと一緒に病院に行く前日の話ね。

そりゃあ泊まったけど、どうって何?

まだ意味がわからずに黙っていると、美織が吃驚したように目を見開く。

「まさか、まだとか?ヤッてないの?」

「ちょっ、と!」

今ランチ時で、私らの両隣にも人がすわってるんだからね。そんな話そんなボリュームでする、普通?
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