遊びじゃない

「あいつとはまだそんなんじゃないの」

「なんで?麻生さんとはあんなにあっさりシたのに?まぁさ、その相性だけが重要なわけじゃないけど、重要項目も一つでしょ?さっさと確かめちゃえば?例えば、今日とか?あ、まだ生理なってないんでしょ?」

「は?一人で先急がないでよ。生理だってそろそろなはずだし…」

あ。生理といえば、さっきから腰のこの感じ……。

「私ちょっとお手洗い行ってくる」

もしかしたらきたかもしれない。しばらく忘れてたこの感じ。

小走りで駆け込んだトイレには誰もいない。

「……………よかったぁ」

ほんとに、きた。女医さんの言ったとおりにちゃんときたよ。認めた途端に鈍く痛み出す下腹部。

いつもだったら煩わしい生理痛も、久々だからか許せる気がしてくる。

よかった、今日は化粧もしてないし、帰ったら寝たらいいだけだし。
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