遊びじゃない

「今、」

「あ、ちゃんと、ツケルよ?」

「生理中って知ってるよね?っていうか、ツケルのはアタリマエだし。それ以前にツケルとかツケナイとか、今この状況で言う?」

この男、その有無が引き起こしたことで私がどれだけ悩まされてたとか忘れでもしたんだろうか。

そんな地雷をわざわざ掘り起こして踏むようなこと言うなんて……ホント空気読めない。

「やっぱり…ダメなんだよね。解ってたから僕、寝顔見ててもすごく我慢してたんだけど、まおちゃんが好きとか可愛いこと言うから……今日だって、眼鏡で化粧してないみたいだったし、可愛い服着てて、ほんとツボっていうか…」

「私の所為だって言うの?」

「だって、まおちゃんが可愛すぎるから」

困ったように眉尻を下げてヘラッと笑う、その首に手を伸ばしてグイッと引き寄せる。
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