届カナイ愛ト知ッテイタノニ抑エキレズニ愛シ続ケタ…

「あげないからね。」

あたしもほおづえついて。

ボソッと冗談まじりに外を見た。

「じゃあ、お嫁さんになって、紗羽と姉妹になってやる!!」

絢音も冗談まじりにムキになって笑ってる。

「あっ!!大迫先輩。」

廊下を見ながら指を差した。

「うそ?どこ?」

キョロキョロと辺りを見回して。

慌てて髪とか整えている。

「ウソ。」

クスッと笑った。

「ひどい!!」

またホッペがプックリとふくらんじゃった。

「友達に嘘はいけないな。」

急に後ろから男の人の声がして。

ビックリして振り返った。

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