天神学園高等部の奇怪な面々28
「桐木先生、こはく先生、魚尾君と虹華さんをお願いできますか?」

バルナはポニーテールをくくったリボンについている黒い珠をギュッと締め直す。

「この二人には、私が付きっ切りで指導します。今日中にこのプリントだけでも満点取れるように指導…矯正…いえ!」

ビシィッ!と指揮棒で机を打つ!

「調教し直しますっ!」

バルナ女王様降臨。

その姿に、虹華やこはくは震え上がった。

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