新・監禁ゲーム
先程の男が連行され、現参加者は12人。
AとB、6人ずつ分けられると、スクリーンは天井へと戻った。
人数分けが終わると、アクトはまた説明を始めた。
「これでルーレットは終了します。丁度1人不参加になり、こちらも都合が良いです。次行われるゲームは偶数のが、こちらも都合が良いです。さて、AグループはAと書かれている扉へ。BグループはBと書かれている扉へ」
不信に思いながらも、参加者全員が黙って従った。
不幸中の幸いなのか、偶然にも遥斗と玲奈は同じAグループだった。
知り合いがいるというだけで、遥斗は安堵した。
それは玲奈も同じであった。