新・監禁ゲーム
Aの扉を開くと、遥斗と玲奈の目の前には黒いカーテンが。
そのカーテンの前に1人の黒シャツ。
黒シャツは2人に目隠し用のアイマスクを渡した。
「遥斗様。玲奈様。こちらのアイマスクを装着してください」
遥斗は不信に思いながらも、繋いでた手を離し、言われたとおりにアイマスクをつけた。
「ありがとうございます」
黒シャツがそう言うと、カーテンの開く音がした。
「こちらです」
黒シャツは遥斗の背中を押し、カーテンの奥へと歩を進ませた。
一体、これから何が始まるのか。
コツコツと自分の足音が暗闇に響く。
遥斗は汗ばむ手のひらを、ぎゅっと押さえ込んだ。
玲奈と一緒に、今までの日常に帰るために。