新・監禁ゲーム

部屋に入ると、そこには大きなテーブルに左右に計8つの椅子が用意されていた。

天井には変わらず豪華なシャンデリアが吊るされており、壁には大きなモニターが設置されていた。

ユダに促されるように、遥斗は左側の椅子へと歩を進めた。

「暫し、お待ちを」

ユダにそう言われたが、遥斗は中々椅子に腰を掛けようとはしなかった。

この無駄に広い空間にいるのは自分とアイツだけなのか。

玲奈はどこにいるんだ…まさか。


< 74 / 107 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop