君と恋に堕ちた事について
「シャンプー…」


「シャンプー?」


「いつものシャンプーの匂いが好きなんだ。」


「あなたの男物のシャンプーだから。明日、買ってくるね。」


麻実は、笑いながらオレの胸に頭を乗せた。


「布団も買わなきゃな。シングルじゃ狭い。」


「いいじゃない、狭くても。こうやって、くっついて寝るんだから。」


麻実がオレに抱きついた。


オレは、体を起こし麻実を見下ろした。

髪を撫でると少しゴアゴアした。


麻実は、何も言わずオレを見つめている。


「こうなったら、死んで地獄に堕ちるまで一緒にいよう。」


麻実は、静かに頷くとキスを求めた。
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