君と恋に堕ちた事について

「悪かった。麻実がしたいように、したらいいって思ってたから。」


「全然、女心分かってないね。たまには、引っ張ってよ。」


麻実がオレを軽く睨んだ。


「ま、いいや。伊豆に行こう。」


オレは、麻実にキスをした。


突然で驚いたようだった。

また、長いキスをした。麻実の髪に指を入れ引き寄せた。
麻実も応えてくれた。オレの二の腕をギュッと掴んできた。


「いつも、ずるい。」


また、麻実がオレを軽く睨んだ。