君と恋に堕ちた事について
オレの腕の中で眠る麻実の鼓動を感じていた。


麻実は、満ち足りた表情をして眠っている。


オレは、枕の下に隠してあった小さな箱を取り出した。麻実を起こさないよう、指輪を取り出す。

オレの胸の上においてあった左手の薬指に指輪をはめた。


これからも、オレの物だけでいてくれ…
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