君がいた、冬。

「まぁ、そんなことはどーでもいいとして、お前このあと暇?」

「暇だけど。」

「こないだお前、女の子が好きそうな店見つけたって言ってたじゃん。姫愛乃にその話したら行きたがってさぁ。俺場所わかんねーから、連れてってくんね?」

「お安いご用♪あそこはヒメちゃん絶対喜ぶぜ、マジで。」

「サンキュ。」



俺は疾風とヒメちゃんを連れてその店に向かっていた。

その途中、女物の時計やジュエリーが売っている店の前で、急にヒメちゃんが足を止めた。
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