Love Trip in Italy (番外編)
「今日……だけだからね?」
「!?」
「だから……」
「そんなに嫌なのか?」
「………恥ずかしいんだもん」
「何度も見てるのに?」
「っ!!////そういう問題じゃ…」
「フフッ…俺的には初々しくて好みだけど?」
「なっ!!//////////」
杏花は耳まで真っ赤にして、両手で顔を隠した。
しめたッ!!
ガードが緩んだ!!
俺は緩んだガードの合間をぬって、
杏花のお腹部分を抱き寄せる…。
杏花は不意をつかれて固まっている。
“何もしない”と約束したのに…
杏花の行動1つで帳消しになる。
心ではダメだと分かっているのに…
身体は正直で…気が付けば何時だって、
無意識に杏花に触れてしまう。