【密フェチ】夢の幻影は欲望の罠
「――ち…痴漢…です…」

その言葉を聞いた女の表情は
旅人を陥れた魔女の物に変る。

「どうして、
そんなことしたのかしら?」

「――あ、あの…
触ってみたかったから…」

少年の声は霧に消え入り
女の表情は獲物を絡め採った蛇の様に
嗤いさざめく。

そして女の右手が
少年の若い男の部分を
ゆっくりと嬲る。
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