[改良版]小学生と暴走族【夜桜】



3人はあっという間に10人を倒してしまった。


そして、茶髪の男は私の腕をつかみ、空いた右手で私の上を殴った。


私の手と口を掴んでいた手は離れ、後ろを向くと一人の男が頬を抑えて倒れていた。


「やっぱ、適わないか」


「少なくとも、人質とって勝とうとするやつには負けねえよ」


茶髪の男は、鼻で笑いながら言った。






ほんの10分ほどのできごとだった。





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