[改良版]小学生と暴走族【夜桜】
ふぬぬ……。
こいつ、ムカつく!!
「それで!
圭一はいつまで私を抱き上げてるの!」
「あ、わりぃわりぃ」
私を抱き上げた意味さえもわからないよ!
「はい、落ち着いたところで自己紹介的な」
仕方ない……。
「真田……青……」
こいつの目なんか見てやんねー。
「真田 櫂……。
同じ苗字かよ!」
ギャァギャァうるさいな。
そのあとも、何人か私に話しかけてきたひとがいた。
いま何時かわからないけど、外の様子をみるかぎり結構遅くなってしまった。
私は床におろしていたランドセルを拾い背負った。
「それじゃ、私帰るから。
今日はありがと」
「送ってく」
「面倒くさいけど、送っていってやる」
圭一と櫂も一緒に立ち上がった。
「別に、道分かるからいいよ」