ヤンキー王子とラブレッスン②【完】
有り難くて。


恥ずかしくて。


自分が情けなさすぎて。


耐え切れず、あたしは両手で自分の顔を急いで覆った。


「のんちゃん、本当にごめんね!!」


するとのんちゃんは……。


「いいよ~。
そんなの」


軽い調子で言って、パンパンとベッドを叩いた。


「それに、謝るのは、あたしの方だよ~」


「……え?」
< 236 / 416 >

この作品をシェア

pagetop