ヤンキー王子とラブレッスン②【完】
「だって……。
あたし……。
煌のことで、余計なことしちゃったでしょ?」


「……え?」


「心優の態度を見てたら、わかるよ。
先週の水曜日……。
心優の家に行った煌と……。
なにか、あったんでしょ?」


「……っ。
それは……」


「だから、ごめん」


のんちゃんはベッドに横になったまま、少しだけ顔を持ち上げて、あたしに謝った。
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