ヤンキー王子とラブレッスン②【完】
「ヤバ……。
ころ……され……」


男はしりもちをついて、後ろに手をついた状態で、後ずさりを始めた。


その顔面からは、大量の汗が吹き出て、息も絶え絶えで、とても苦しそう。


もちろん、血の気なんてなくて、顔面は真っ青で、ぶるぶる震えている。


そういえば……。


グラウンドのところで助けてもらったときも、大勢いた男達が……。


五十嵐くんの姿を見て、さっきのこの男と同じように、『ひっ』と一声あげて、逃げていったなぁ……。
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