俺様社長の溺愛
中庭に出たところで、

「修二さん、離してください。

式が台無しじゃないですか?」


すみれの言葉で、足を止めた。



「大路との結婚なんて、

オレは認めないからな?」



「・・・」



「どこまでも追いかけるって言っただろ?」


「修二さんあの・・」


「何も言わずに、オレと日本に帰れ」


・・・



「それは聞き捨てならないな?」

「…春也」

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