俺様社長の溺愛
階段で別れた私たち。

・・・

急いで書類を届けると、

秘書室に戻った。


「・・・どうしたの?そのあざ」

洋子さんが指をさした先・・・

足に、大きな痛々しいあざが・・・


「さっき、よそ見してて、

ぶつけちゃって」


笑って言うと、


「もう、ドジね。気をつけなさい?」

「はい」

「あ、そう言えば、社長室に来るように、

言われてたんだ」

「私ですか?」

「うん。早く行って」

「わかりました」
< 59 / 287 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop