ハスキーボイスで酔わせて


いつもとはガラッと変わった大人の雰囲気に、
一瞬で胸と顔が熱くなった。


「わりぃわりぃ、待った?」

「いっいいえ///」


春樹さん浴衣姿似合い過ぎ…///
ヤバイよぉ…/////


春樹さんがあまりにも眩し過ぎてまともに顔すら見れない。




「開始時間でまだあるから歩きながら行くか」



目を細めながら笑って私の手をぎゅっと握る春樹さん。


目線を落としながら私は春樹さんの手を握り返し、一緒に歩き出した。


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