ハスキーボイスで酔わせて


一時間後、私は見違えるような姿に変身していた。


髪飾りをつけ絶対自分じゃ出来ないプロのワザ。

メイクも軽くしてもらったせいか、
鏡に写る自分は本来の自分じゃないようだ。



その仕上がりに大満足したまま家に帰ると、

和室で母親が浴衣の準備をして待っていてくれた。



「あら、ずいぶん可愛くしてもらったのね」



目を細めて笑う母親。


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