私と彼の不器用な恋愛~続編 完結!(加筆修正中)
「な、何言ってるんですかっ?」

「思った事いっただけ。ドリンクを飲むときに少し上を向いた時の首筋だとか…その唇だとか…」

「わ、解りましたからもう止めてくださいっ」

「もっとドライな子かと思ってたけど、意外と君って可愛いね」

「か、かわ△×☆…」

と焦りまくってる私にむけてシャッターを切る

「何で撮るんですか?今は関係ないじゃないですか!」

ファインダーから目を外すと

「言ったろ?君を知りたいって」

うわっ

間近で顔を見て戸惑う

何もかも見透かしそうな
鋭い目付き

なのに、何故か優しいものを感じてしまう…

不思議な人

それによく見れば

この人

実はめちゃカッコいいじゃん

彫りの深い顔立ちはパッと見ハーフのようにも見える

と言っても私は順一筋だけどね

「こんなおっさんなんか…」




< 77 / 116 >

この作品をシェア

pagetop