私と彼の不器用な恋愛~続編 完結!(加筆修正中)
し、しまった
思わず口に出しちゃった
須崎さんを見ると
「あのねぇ、君から見ればおっさんかも知れないけど、俺まだ二十代だからね」
「ご、ごめんなさい」
素直に謝る
「と言っても今年三十路になるんだし、まぁ仕方ないか」
「いえ、そんな事…」
と慌てて言おうとすると
「そういうところ、素直なところも可愛いよ。でも、こんな事ばっかり言ってるとマジで君に嫌われる」
嫌われてしまう前に今日は帰るよとカメラバックを肩に掛け行ってしまった
残された私はまだ少し動揺していた。さっきの須崎さんを思い出していたからだ
ハッキリとした二重にスッと筋の通った鼻、薄く引き締まった唇
そして顎の先にうっすら生やされた髭が大人の男の色気を醸し出している
全体的に色素が薄く端正な顔立ちは、一瞬ハーフなんじゃないかって思わせる
だけど話している時の緩い感じとは違ってあの目力のある瞳で見られると
正直、どうしていいのか解らなくなる
思わず口に出しちゃった
須崎さんを見ると
「あのねぇ、君から見ればおっさんかも知れないけど、俺まだ二十代だからね」
「ご、ごめんなさい」
素直に謝る
「と言っても今年三十路になるんだし、まぁ仕方ないか」
「いえ、そんな事…」
と慌てて言おうとすると
「そういうところ、素直なところも可愛いよ。でも、こんな事ばっかり言ってるとマジで君に嫌われる」
嫌われてしまう前に今日は帰るよとカメラバックを肩に掛け行ってしまった
残された私はまだ少し動揺していた。さっきの須崎さんを思い出していたからだ
ハッキリとした二重にスッと筋の通った鼻、薄く引き締まった唇
そして顎の先にうっすら生やされた髭が大人の男の色気を醸し出している
全体的に色素が薄く端正な顔立ちは、一瞬ハーフなんじゃないかって思わせる
だけど話している時の緩い感じとは違ってあの目力のある瞳で見られると
正直、どうしていいのか解らなくなる