私と彼の不器用な恋愛~続編 完結!(加筆修正中)
そして、ゆっくりとお互いの唇を合わせ

何度も何度も深くキスをした

「このまま冴英を抱きてぇ」

キスの合間に順が言う

「な、何言ってんのよ。こんなとこで」

思わず唇を離す

「仕方ねぇだろ。そう思ったんだから。」

と不貞腐れる順

どちらからともなく、クスクス笑う

やっぱり私と順じゃどうしてもこうなってしまう

「ねぇ、引っ越しいつ?」

「ああ、月末」

「そうなんだ…。ずっと側にいたのにね」

「バカだなぁ冴英。オレの本当の一人暮らしの理由解ってねぇだろ?」

「本当の理由?」

「そっ。もちろん大学に通うためもあるけど…」

「あるけど?」

「部屋があればいつでも冴英を抱ける」

って私の耳元で順が囁いた

「//////」






そして月末、大した荷物もなくあっという間に順は引っ越してった


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