☆消えてしまったわたしの赤ちゃん☆14歳の妊娠・・・ ~セックスを軽く考えないで~

秋も深まり、山々が紅葉に包まれる頃、剛からこんなメールがきた。


『美里ちゃん、あしたの日曜日、一緒にどっか行く?』


わたしはさっそく、返信メールを書いた。


『うん!行きたいo(^о^)o 剛お兄さん、どこに連れて行ってくれるの??』


『それは秘密。あしたの朝10時に迎えに行っていい?』


『うん♪じゃあ、家の前で待ってるね!!』


『弁当も用意しといて☆』


『はーい(^∀^)/』




日曜日の午前10時に、剛は約束どおりわたしを迎えにやってきた。


今日は自転車ではなく、バイクに乗っている。


「今日は、遠出するから、バイクで行くよ。」


そう言って、剛はわたしの頭にヘルメットをかぶせた。


剛が前に乗り、わたしは彼の後ろに乗った。


そして剛の背中につかまった。



「では、いざ出発!」


バイクのエンジン音がし、わたしたちは出発した。


< 211 / 392 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop