☆消えてしまったわたしの赤ちゃん☆１４歳の妊娠・・・ ～セックスを軽く考えないで～

「うん。２cm伸びたよ。まだまだ成長期って感じ。」


「梓は縦に伸びすぎだよ。もうちょっと横に成長してもいいんじゃないか？」


「その発言は余計！！」


「あっ、美里ちゃん、こんにちは！」


剛はわたしを見ると微笑みかけた。


「こんにちは。」


わたしも剛に微笑みかけた。


「寒いから、早くなか入って。」


「はーい、剛お兄さん。」


わたしはブーツを脱ぎ、部屋に上がったが、そのとき梓の強い視線を感じた。



「ねぇ、美里、今、お兄ちゃんのこと、剛お兄さんって呼ばなかった・・・？」


梓が詮索するようにわたしを見つめる。


「えっ、あっ、それは、その・・・。」


口の中でもごもご言っていると、剛が明るくこう言った。


「そうなんだ。おれたち、兄妹になったんだ。」


「はあーっ？」


梓は目を丸くした。