純愛ストーカー



お腹も膨れてソファーでうとうとしていると、ひんやりと冷たい手が頬に触れる。重い瞼を開けると……



「……斗真?」


「インターホン鳴らしたんだけど出ないから合鍵で入ってきた」



インターホンの音にも気づかないくらいうとうとしちゃってた?目をこすりながら起き上がると斗真はソファーに腰かけた。



「今日は自分んちに帰るのかと思ってた」


「メイコに会いたくなって。驚かせたくて電話しないで来たんだけど……会いたかったのは俺だけだったみたいだね」



え?



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