火星人門田さん
門田さんがビュ~ンと足を伸ばして近くにあった空き缶を蹴った。
空き缶は、完全に潰れていた。
恐るべしだった。
ただのエロくて食いしん坊では、なかったが、門田さんは、そういう事を自慢したりそういう事で人を威嚇するような事は、全くなかった。
「冷やし中華美味しかったでごわすな。
甘い物がたまには、食べたくなりますな。
あのCMしてるドーナツが食べたいですなあ。
CMってのは、罪なやつで寝てても思い出しちゃうんですよね。
SMも罪なやつですが、今は、やはりCM憎しですなあ。
それに頭が疲れたら甘い物が食べたくなるっていうじゃないですか。」
「頭が疲れるって何か頭を使ったのかな?」
「そりゃオリンピックで色々頭を使いますよ。
体操の点数は、一体何処でどうなってんのかとか外国人選手のその服装は、露出が多すぎないかとかでごわすよ。」