元恋人の甘い痛み【完】
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優里を抱いてから三週間が経った頃、部屋のインターホンが鳴り出てみるとそこには優里の連れが立っていた。
その女を見て嫌な予感がした。女が連れの彼氏の部屋に一人で来る等、普通では有り得ないからな。
「優里…貴方に他に沢山女が居る事知ってますよ」
「……それで?」
「優里を傷付けたくないなら…一度だけでいい…抱いて下さい」
連れの女は胸元目掛け飛び込んで来た。
今、何て言った?
抱いて下さいと言ったか?