元恋人の甘い痛み【完】
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次の日の夕方
沈む夕日を眺めながら一人物思いに耽っていた。どうすれば良いのか、ずっと考えていたのだが思案した結果は良いものではない。
もしかしたら一日限りかもしれない。もしそうなら、自分が一日我慢すれば余計な事にはならないし誰も巻き込まずに済む。
だがもし、一度限りではなくずっと求め続けられたらどうする?あんな嫌な男と何度もセックスするなんて考えられない。
「…はぁ」
「溜め息ついてどうした?」
いつの間にか雷牙が秘書室へと入って来ていた。