元恋人の甘い痛み【完】


「…ん……っ…」


目が覚めると、うっすらボヤけた視界に映し出されたのは夜空?


肌寒さを感じ、腹部が痛む中身を起こした。


「漸く目が覚めた様ね」


この声は昨日雷牙と一緒に居た女性?頭がぼーっとなる中周りを見回すと建物一つとして無い雑木林が飛び込んで来た。


何処、此処。


重たい身を起こそうとした矢先、背後から腰に強い衝撃を受け前に崩れた。


「…っ…痛……はぁ…」


あまりの痛みに腰か背中かお尻か、痛い場所が定まらない。呼吸するのがやっとだった。


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