元恋人の甘い痛み【完】



「何とでも言ってくれて構わないわ。貴女が雷牙に嫌われてくれるならそれで良いのよ」


…そう言う事ね。


「正々堂々と出来ないのは自分に自信がないから?それとも雷牙が私に優しいのが腹が立つ?貴女、雷牙に優しくして貰えないの?ただのセフレとしてしか見られてないからじゃない?」

「…こ…の……っ…」


女は急に血相を変えて掴みかかって来た。ここまでされたなら私も黙っていられない。とことんやってやろうじゃない。


女の髪を掴み思い切り引っ張ると、厚化粧の頬を思い切りひっぱたいてやった。


「何してんだ」

「きやぁぁぁ!」


女はニヤリと不適な笑みを浮かべると、かなり大袈裟にその場へ崩れる様に倒れた。
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