元恋人の甘い痛み【完】
「言ってどうなるの?私の事を信じてくれる?」
「ああ、そのつもりだ」
「嘘みたいな話でも?」
「…どう言う意味だ?」
私は暫く口を閉ざした後に雷牙に先程起こった事を洗いざらい全て話した。
雷牙は一点を見つめたまま顔色を一つとして変えず、じっと見つめながら私の言葉に耳を傾ける。
信じてくれる?
例え信じて貰えなかったとしても、本当の話よ。私は何一つとして嘘を付いていない。
信じてくれなくても、これが真実なのよ。