元恋人の甘い痛み【完】
―――仕事を終え秘書室を出た途端、雷牙と廊下で遭遇した。


「お疲れ様」

「家まで送る」

「自分で帰れるわ」

「なら食事でも一緒にどうだ?そのついでに送る」

「どう言う風の吹き回し?」

「部下を食事に誘って悪いか?お前が期待する様な下心は無い」

「なっ!?だ、誰が期待してるって!?そんな訳ないじゃない!」

「はは、冗談だ。行くぞ」


雷牙はそそくさとエレベーターに乗り込み、その後ろをついて私も乗り込んだ。


冗談言ったりする所、昔と変わらないのね。
< 421 / 709 >

この作品をシェア

pagetop