元恋人の甘い痛み【完】

「待って雷牙!私は本当に相談にのっていただけで、他は何もないのよ」

「聞きたくねぇ。弁解等するな」

「だって本当の事だもの。私は本当に……ーーー」

「黙れ。お前と話するつもりはない。俺に構うな」

「………雷牙」


雷牙は本気で私に失望してる。


すごく冷たいし、昨日までの優しさは全くない。


仕方ないわよね。あんな所見せられたら誰だってそうなる。


私が悪い。


ちゃんと相手の事を言ってればこんなことにはならなかった。
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