元恋人の甘い痛み【完】
『しょ、少々お待ち下さいませ』
「私いいの要らないのに」
「いい女がいいネックレスで飾るのは悪い事じゃない」
「いい女じゃないわよ」
「いい女だ」
「いいえ、違う」
「どこが違うか言ってみろ」
「そ、そんな事言えるわけないじゃない!」
「なら、いい女だ」
「……もう」
雷牙には敵わない。
少しして店員がさっきと同じデザインだけどダイヤが大きくなった上、輝きがさっきのよりも数倍目立つものを持って来た。