元恋人の甘い痛み【完】

「食うか」

「ええ、頂きます」


まず初めにほうれん草のソテーを口へと運ぶ。


凄く美味しい。


「雷牙との食事は美味しいものばかりでついつい食べ過ぎてしまって、ダイエットが大変なんだから」

「する必要ないだろ」

「駄目よ。私太りやすい体質なの」

「女っていちいち気にするな」

「当たり前じゃない。美は努力すればする程磨かれて綺麗になるんだから」

「今でも十分綺麗だがな」

「…もう、雷牙ったら」


たまにサラッと嬉しい事を言ってくれるんだから。


貴方の言葉が私をドキドキさせていること知らないでしょう?
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