元恋人の甘い痛み【完】
「もう寝るの?」
「寝ると思うか?二人で朝まで夜更かしだ」
「ちょっと、それじゃあまた寝坊しちゃうじゃない」
「明日もゆっくり過ごせるんだ。寝坊くらいどうって事ない」
柔らかいベッドの上へと降ろされ、雷牙の膝上へと向かい合わせに座らされた。
雷牙は優しく微笑みながら優しい口付けを落とし、からかう様にまた小さく笑む。
「お前を初めて抱いた時…」
「…私が高校生の時ね?」
「ああ、らしくもなくかなり緊張してな」
そうだったの。