元恋人の甘い痛み【完】
ーーー次の日。
「昨日今日と素敵な思い出を有難う雷牙。また……ーー」
部屋からでてエレベーターに乗り一階へと着きフロントへと鍵を返しに行くと、そこには沢山の従業員がいた。
「お誕生日とご婚約おめでとうございます!」
「……え」
従業員の一人が大きな花束を抱え私の前へ来ると一礼しその花束を差し出す。
驚きのあまりに声が出てこず雷牙へと視線を向けると、雷牙は優しく微笑む。
思考が定まらない中、その花束を受け取った。